■羅臼岳(1,661m)

〜2007年7月9日(曇り)〜

技術度:★★★★☆
体力度 :★★★★☆

岩尾別温泉−羅臼平−羅臼岳山頂

【アクセス】
レンタカーを借りて、女満別空港からオンネトーへ。

【初の北海道遠征に行ってきました】
今回はF君と北海道の山々(阿寒岳⇒斜里岳⇒羅臼岳)を巡りました。羅臼岳はその中でも一番楽しみにしていた山です。北方領土を見たい!と思っていたのですが、当日はあいにくの曇りで、見れなかったばかりか、山頂は風が吹き寒かったです。
ここもヒグマが多く出るところみたいです。道の途中に背中の一部が赤いアリとアリの巣がたくさんあるのですが、ヒグマはこのアリを食べに山道に出てくるということです。クマ除けの鈴を使いながら登ったのですが、羅臼山頂に行く一番のメジャールートですので、ヒグマも恐がって出てこないんじゃないかな?と勝手に思っていました。また、途中、大きな雪渓の登りがあります。雪渓の状態に注意して登って下さい。かなり長いので滑ったら大変です。

朝、テントを張ったしれとこ自然村の風景

私達のテントは片付けてしまっていますが、あと数人幕営していました。


朝、準備をしていたら、鹿がいっぱい出てきました。

後ろの白い筋は、クマ除けの微電流が流れた鉄線。鹿ならなんなく飛び越えてきているのでしょう。


ホテル「地の涯」

岩尾別温泉がある登山口近くです。ここで車を停めます。一応、ここの駐車場はホテル宿泊者の駐車場で、ただ登山をしにきた人は岩尾別温泉入り口近くの数台しか止められないところに駐車するみたい。

それでも停められない場合は、路駐となるようです。


木下小屋

ホテルの裏手のほうに小屋があります。クマスプレーとかも売っているみたいですよ。


5:27 登山開始です。

3連戦の最後の山。気合を入れて行こう!といっても今日の天気は今まで一番悪い。。。大丈夫かなぁ〜。


最初はずっと樹林帯

クマ鈴をチャリーンと鳴らしながら進みます。


注意 !! ヒグマ出没多発区間

『この先、850M岩峰までの区間は、登山道上にアリの巣が集中し、頻繁にクマが食べに来ています。』

大きなヒグマがアリを食べておなかいっぱいになるのかなぁ〜。そういえば、道中、数箇所で獣臭がしました。クマさんかどうかは分かりませんが、気をつけて下さい。


そして、しばらく行くと海抜850メートルまできたところの標識には、

『この先もヒグマはどこにでもいます。十分注意しながら歩行してください。』

とあった。結局どこにもクマさんがいるということか。。。登山者が多いと向こうも逃げるのでしょうけど、きっと私の半径1キロ以内にはヒグマがいるのでしょう。


6:33 極楽平に到着です。

いい名前ですね。でも、確かにここからしばらくの道はラクに登れるんです。というか、ほとんど登りがないのですけどね。

ここで半分くらいは終わったという感じでしょうか?後半は緊張もしますので、気を抜かずに頑張りましょう!


いかにもクマさんがいそうな道ですね。

クマ鈴を鳴らしながら進みます。慣れないから、鈴の音でこっちが辟易としてしまいます。


これは羅臼岳ではありませんが、高度が上がるとかなりガスがかかっているようです。


7:17 長い雪渓が出てきました

極楽平を過ぎてしばらくあるくと、大沢入口に到着します。ここから雪渓歩きです。最後の方は急登。

私は、どうも激しい岩登り、雪道登りが苦手。。。スピードが落ちる。。。実は恐がりだったりするのです。


チングルマ

一体何枚チングルマの写真を撮ったら気が済むのだろう?というくらい今回の遠征ではとりました。


7:44 羅臼平に到着です。

硫黄山/羅臼岳の分岐。

ここから、硫黄山に行く人もいます。


羅臼平にあったフードロッカー

これは、クマさんから食事を守り、ニオイをもらさないようにするもの。蓋は鉄でできていて、内側に手を入れて引っ張りながら押し上げるのでちょっとクマさんには難しい作業でしょう。


羅臼平にいた野鳥(イスカ)

イスカという鳥だそうです。全身赤いのはオス。イスカって言う名前、ちょっと気になります。寝袋で有名なあのイスカもここから名前を取ったのでしょうか?


コケモモ


8:31 山頂です!

なんだ〜、ガスガスじゃないか。。。北方領土が見たかった。。。。


ガスで山頂碑も見えなくてはこまるので、寄って再度撮影。

メチャクチャ寒かったですが(防寒具あまりなかったので)、ガスが晴れるのをおにぎりやお菓子食べながら待ったものの、とうとう晴れることはなし。。

残念!






 

帰りの雪渓

昨年かった登山靴は底がすでにツルツル状態なまでに使い込んでいるので、こういう雪道の下りは非常に恐い。。。来年は底を変える必要があるな。。。


同行したF君は私を置いて先の方までいってしまいました。写真でみると点に見える。。。


ちょっとこの写真からは分かりずらいですが、小さな雪渓を横切るところです。途中でボコっと抜けています。

雪解けシーズンなので、こういう穴にはまらないように注意しながら行きましょう。

(こういう穴を作らないよう、ダイエットして体重を落とすという発想もあるな・・・)


また、クマにおびえながら樹林帯下りです。


11:52 登山口まで帰ってきました。

今回の2泊3日の北海道遠征は無事に終了。あとは、買い物したり、道中で簡単に観光したりして女満別空港へ向かいます。

(総評)
今回の北海道遠征、最後の山の羅臼岳は残念ながら曇って北方領土は見れませんでした。。

思った以上に人気の山なのか、朝早くから登山者が多くびっくりしました。知床は世界遺産登録されていますが、これが観光の呼び水となり山が汚れたりしないかと心配したりしてしまいます。クマの恐怖におびえながらの登山でしたが、緊張感のある登山もなかなかいいものです。

(今回の装備)
ザック(18リットル)、クマ鈴、ペットボトル、食料、デジタル一眼レフ、タオル、等

(日帰り温泉)

しれとこ自然村

ここで幕営と登山後のお風呂に入りました。

お風呂は知床の海を見ながら入れる露天風呂です。

 

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